初日(9/16)
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西所沢 6:13 | 日暮里・スカイライナー 7:25 | 成田発・全日空 10:55 |
今日から3泊4日で北京旅行、沼田の友人達と総勢20名。早起きして所沢から電車で成田へ向かう。 3連 休の中日で成田は大混雑。フライトも予定時間より大幅に遅れる。成田は雨だったが上空は安定していて快適なフライトで北京到着。 |
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北京着 14:06(現地時間) | 天壇公園 | 屋台村 |
北京は快晴、気温28度程度との事だが暑く感じる、当然半袖シャツで観光。専用バスで市内へ向かう、高速道路も整備されていて日本と変わらない。ホテル到着前に天壇公園の観光、明の時代に釘を一本も使わず建立されたという祈念堂が三層の大理石上に立っている。 歴史の古さと、スケールの広大さに早速中国の雰囲気に浸ることが出来た。
夕食は市内のレストランへ出向きしゃぶしゃぶのような料理と招興酒。夕食後大通りの一角に連なる屋台村を散策。とても我々の腹では食べられないような食材の串焼きを売っていた。 |
2日目(9/17)
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リヤカー付のバイク | 天安門 02/9/16 9:08 | 紫禁城 |
旅に出ると何時もそうなのだが、早起きして1時間ほどホテルの近くを散歩する。路上脇のテーブルで朝食を取る人、市場に後ろにリヤカーをつけた自転車で集まる人達、歩道にある壁新聞に見入る人達等々昨日の観光では見られない中国を見る事ができる。
今日も快晴なのだが空に今ひとつすっきりとした青さがない。ほこりなのか、排ガスのスモッグなのか昭和40年代の東京の空(スモッグで汚れていた)のような感じだった。 道路は広いのだが車は大渋滞、バスの多い事、運転の粗さにはびっくりさせられた。窓から外を見ていてヒヤヒヤする事もかなりあった。 今日の観光は、「天安門広場」「胡宮・紫禁城」「リュウリーチャン」「大府井・繁華街のデパート」等々。 中国のシンボル天安門・広大な天安門広場TVでよく見慣れたこの場所にやってきた、国際色豊かな観光客でごった返す中をひたすら歩く、大きな門をくぐり「紫禁城」入る。映画「ラストエンペラー」を思い出しながら瑞門をくぐるとそのまたはるか先にまた門がある。大きな3つの門をぬけ、様々な儀式の行われた「太和殿」「中和殿」等が続き皇帝の住居だった「坤寧宮」に到着。 天安門から2時間半も歩いての観光。 喉が渇き売店でミネラルウオータのペットボトルを購入、5元(約75円)安いと思っていたが同じ水がスーパーマーケットでは1元以下で売っているのを後で見てびっくりする。 |
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紫禁城の売店 | 市内・ウーリューチャン | 京劇を観劇 |
紫禁城の出口にある売店ではあらゆるものが売られていて商魂たくましい。観光地特有の雰囲気はここでも同じだった。最後の皇帝「溥儀」の子孫という人が書を書いて売っている(写真)のが目をひいた。中国建築の博物館を見た後、書画骨董等の店が連なる「ウーリューチャン」を散策。夕方は北京の繁華街「玉府井」にあるデパートに寄って買い物。デパート店内や人出の賑わい様もは東京とほとんど同じで変わるところは無いように見えた。
夕食前に、京劇のさわりだけを見学。劇場内は外国人観光客で満員、1階の舞台前では食事をしながらの観劇、諸外国と全く同じ観光用の劇場だ。 舞台脇の電光掲示板のスーパーは中国語と英語のみで日本語は無い。 この夜は、ライトアップされている天安門広場内のレストランで「四川料理」の夕食。 塩辛いのが特徴なのだが想像以上の塩辛さに全員びっくり。この広大なレストランは官の経営との事、従業員は公務員でサービスは今ひとつ。 この日気が付いたが北京ビールはアルコール度数3.1度、なんでこんなに低いのだろうか?私には水代わり。今夜も招興酒をしっかり楽しむ、日本で呑むのよりちょっと甘く感じたのだが・・・・・ |
3日目(9/17)
今朝も朝食前に6時から1時間ほど散歩に出る。
まだ夜が明けたばかりなのだが市場へ向かう人や散歩の人達で賑わい、バスや乗用車等の交通量もかなりある。公園近くの川では20人ほどの人が水泳をしている。公園の公衆トイレへ寄ってみたら大の方に仕切りが全く無く長方形の穴が開いているだけだった。町の風景を数枚写真にとってホテルに戻る。 ホテルの朝食は3日間共同じバイキング形式、朝からついつい食べ過ぎてしまう。 |
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市場の帰り | 自転車の後ろにリヤカー | 公園で泳ぐ人たち | ごみの収集車 |
3日目の観光は北京郊外、「万里の長城・八達嶺」と「明の十三陵・定陵」。
バスや乗用車で大渋滞の北京市街地をぬけて高速道路に入る。高速道路内は道路の構造や標識の色等も日本と全く同じである。「七宝焼き」の工場と売店を見学して11時頃北京から焼く80km離れた万里の長城入り口に到着。 ロープウェーに乗ってあっという間に長城の上に立った。 紀元前に造られた巨大な建造物、全長6700km、深い山の尾根にどこまでも延々と連なっていた。早速石畳と石階段の長城内を登り始める、最大傾斜が40度もあるとの事で予想外の急坂である。 すぐに汗が噴出し息も切れたが何とか頂上まで上りきった。 想像を絶するほど大昔の建造物の上を直接歩いて雄大な景色を十二分に満喫させてもらった。 蛇足だがトイレは有料1元(15円)、苦労して登った頂上にもちゃんと売店があり「完歩証」や写真等が売られていた。ここでも商魂はたくましい。 |
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万里の長城・八達嶺 |
ここに来られて満足 |
午後2時45分「明の十三陵」に到着。高速道路を降りて畑の中を数十分走った静かなところだった。「定陵」の見学、十三陵のうち墓が発掘されているのはここだけとの事。墓と言っても地下27mにある大宮殿。大理石を一つずつ積上げて造った巨大地下宮殿の中を30分近く歩く。 明の時代と言えば今から約500年も前の事、これだけ精巧で巨大な物を良く造ったものだと感心させられた。 |
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明の十三陵・定陵 |
今夜が最後の夕食、市内のレストランで「北京ダック」。有名な北京料理、たくさん食べさせてもらったが私はそれほどうまい物だとは思わなかった。 食事は総じて似通ったもので3日間食べ続けてやや飽きてきた。
運転手さんと添乗員の好意でもう一度屋台村を散策し、ライトアップされた天安門広場の前を通り10時半頃ホテルに戻る。 この夕食会場で、ツアーに同行したカメラマン(女性)が撮ったビデオを公開して7千円で販売。2巻120分との事、かなりの人が買っていたから「これで商売になるのだな」と感心させられた。 |
3日目(9 /18) 最終日
早朝樋口君とホテル近くの公園の散歩。年配者が目立つ、数名のグループで太極拳、散歩、ジョギング、水泳、ストレッチ運動等をする人達である。公園は広大で、日本よりは色々な設備が整備されていると思った。入園は外国人のみ有料(2元)だった。
市内の絹製品の売店に寄った後、まだ10時半なのだがレストランで最後の昼食、ここでも招興酒を呑んで11時50分北京首都空港へ到着。免税店で買い物を楽しみ、両替した元を使い切る。 全日空NH906便・14時50分発 午後7時前成田へ無事到着する。 あっという間の4日間だった、中国へは初めての旅、30年前までは国交も無かった国へこれほど手軽に行って来られると「残留日本人孤児」達が肉親探しに苦労してやって来たニュースをつい最近までTV等で見ていたことが不自然に思われた。 やはり体験してみないと解からない事が沢山あるのだなと感じさせられた旅だった。 |