S君から入場券のプレゼントがあったので、沼田高校時代の同級生（と言ってもみんな６０数才）５人、男ばかりで東伏見へアイスショーを見に行く。八木沼純子・村主章枝・プルシェンコ・アプト等一流のプレーヤーを交えての本格的アイスショー、眼前で繰広げられたスピードあふれる華麗なショーに圧倒される。ショーと言ってもハイレベルなスポーツ、野球とは又全く違う感動を体験した。　今日は今夏最高の暑さ、会場内は防寒着が必要なほどの別天地、心地よい３時間だった。

　終演後は、５人で暖かいラーメンを食べながらのビール。私以外ゴルフをしない４人だったので数ヶ月ぶりの旧交を温めることが出来て有意義な半日を過ごす。炎天下、ひと駅手前の所沢で下車、PCショップで買い物をして家までの３０分を早足で歩く。

　友人から、ゴルフの優勝賞品として「東京ドーム」の入場券をもらったので妻、と巨人-横浜26戦を観に行く。所沢から約１時間、遠くはないがドームになってからの巨人戦は初めての事。日ハムの試合は観たことがあるがやはり５万人以上入った巨人戦となると全くムードが違う。巨人の人気を見せ付けられた感じだ、西武球場が満員になってもこんな雰囲気にはちょっとならない。

　私は西武ファンでどちらかと言うとアンチジャイアンツ。セリーグではかって中日が好きだった。杉下がピッチャーで優勝した時も、近藤監督で優勝したときも良く覚えている。所沢に引っ越してきた２０数年前から西武ファンとなった。

　今夜の試合、横浜が初回鮮やかに３点とって面白くなるかと思ったけれど、あっと云う間に逆転、弱い横浜になってしまった。この球場でで気がついた事、「売り子やスタッフがやたらと多くわずらわしい」「座席が狭い」それ以外は云う事ありません。　　　　

　四国八十八ヶ所を、6年前から野宿をしながら歩き続ける「幸月」さん。雑誌等であの特徴のある顔は以前から良く知っていたが、6月27日ＮＨＫＴＶ「人間ドキュメント・生きているから歩くんだ」 の放送を観てその生き方や、行動力に驚くとともに感動し親しみも増していた矢先だった。

　昨日の夕刊に表題のニュース。ＴＶ出演した事が逮捕のきっかけだったとの事だが、すでに以前から有名だったし、俳句集も出版され雑誌には写真も掲載されていた。報道によると本人は指名手配されている事を知っていたとの事だが、とても隠れた逃亡生活をしていたとは思えない。

　いつか追っ手が来る今日のことを意識しながら歩いていたのだろうか？それとも本人に犯罪を犯したという意識は無く、本人なりの言い分があるのだろうか？ＴＶの映像や話す内容を聞く限りではとても犯罪者の様には見えなかったが・・・・　少しの新聞報道以外は知らないし、本人の弁明も聞いていないから詳しい事は何も解からないけれど、もし報道のような罪を犯したのであればすっかり罪を償い、又四国で「生涯遍路」を続けてほしいと思う。

　昨夜はいろいろ考えさせられました。（今朝は天声人語でも取り上げていた）

　それにしても大阪府警、「12年もの間逃げ隠れしていない容疑者を何故見つけることができなかったんでしょうね。情けないよ」

　今年初めての野球観戦、鯉のぼりのの泳ぐ西武ドーム（西武−ｵﾘｯｸｽ戦）。球場近くまでは車で行く、自宅から１０分弱だ。持参のビールと酒を呑み昼食を食べながらの観戦。３万を越える入場者で賑やかに盛り上がる。あまりｶﾞﾗｶﾞﾗの球場では面白くない。

　試合は先発西口が大乱調いきなり９−０とリードされてしまう。それでも６回一挙８点を取り１２−１２で延長戦、結局１２回引き分けとなったのだが面白い試合だった。９回まで観て球場を後にして家に戻って続きをTV観戦、それから１時間もやっていた。 　

　西武ファンでアンチ巨人の私、西武が勝ち巨人が負けるとなんとも云えない良い気分となり。翌朝の目覚めも爽やかで新聞を見るのが楽しみなのだ。たかが野球だけれど、されど野球です。ちなみに２０数年前西武が所沢へ来る前は中日の大ファンだった。

　長女が楽師ととして出演した串田和美さんの演劇「ユビュ王」を観に行く。初日に妻と二女は見てきたのだが私はちょっと照れくさくてためらった。家族にも薦められ後悔するといけないので今夜観に行く。

　高校時代演劇部にいた、最近はアコーディオンを弾きライブハウス等で歌いCDも出していたがこんな舞台に立つとは思ってもみなかった。入場料が４５００円もするのだが当日券のキャンセル待ち行列ができるほどの盛況。どきどきしながら開演を待ち、無事に終わってほっとする。あっという間のひと時だった。

　TVのニュースは「イラク戦争」の報道ばかり。双方に大勢の死者や怪我人、巨大な兵器が使用され建造物も破壊されている。散歩で山を歩きながら、ミサイルが飛んでくる心配もせずゴルフや好きな事ををしていられる幸せを感じているけれど、日本もアメリカの攻撃を支持しているのだから他人事ではない。我々は平和であたり前の様に思っているけれど、北朝鮮の事もあるのだから国家間のことについてもっと真剣に考えなくてはいけないのだろうと思う。

　プロ野球が今日開幕する。野球のTV観戦が大好きだから試合開始の6時に間に合うようにゴルフ場から急いで帰る。西武ファンでアンチ巨人、両方の試合を2台のTVで並行して観る。

　期待の松坂は、7回10三振と素晴らしい投球だったと思うが4点取られて負け投手。日ハムの投手を打てなすぎた、先取点でも取ってやっていれば展開も変わっていたと思うのだが。残念。

　沼田に生まれ、高校卒業と同時に地元企業に就職、転勤で東京に出るまでの間28年間を過ごした。

　会社の仕事に追われている頃はそうでも無かったが、定年が近くなった頃、何故かふるさと沼田と友人達が懐かしくなった。会社や仕事関係の知人達は職を離れる事によって、どうしても疎遠になってゆく。

その半面永く会わなかった古い友人達は、離れている時間が長かった程懐かしく深い付き合いが復活できるものである。

　去年、ゴルフ・旅行・懇親会・同窓会等で沼田関係の友人と一緒に過ごした日は45日間あった。ニックネームや、チャン付けで呼び合うなんとも楽しいひと時である。

　定年を過ぎた今の私にとって、ふるさと沼田とその友人達は無くてはならない一番の宝物である。

　今日のゴルフは８名、62歳の私が最年少。70歳に近い人の数が一番多い、みんな元気で若々しい。この人達とプレーをしていると常に若僧でいられるから、この人達から「いつも若さをもらっているのだ」と感謝している。飛距離に関しては負けない、でもスコアではかなわない人が多い。僕がヘボのせいもあるが50年近いゴルフキャリアには学ぶ事が多い。やはり上手な人は数もやっているしゴルフに対する姿勢が真面目で向上心が強い。私は70歳になった時、後輩からそう思われる事は絶対無いと思う。

　私のゴルフの７０％は同級生と一緒である、先輩達とのゴルフは２０％程だが共に有難いゴルフ仲間である。　　　　

　早朝の沼田を１時間ちょっと散歩する。流石に所沢の寒さとはちょっと違う、ここで生まれ２８年住んでいた町だが「この寒さの中に戻るのはもう嫌だ」と妻は云っている。

　ちょうど帰る頃予報通り雪が降り出しあっと云う間に道路が真っ白になってしまう。私の車は普通タイヤだからチェンを使うか迷ったが関越道に入ったらなんとかなりそうなのでそのままで走る。時速は４０Km程、全ての車に抜かれた。赤城を経由して渋川ICまではﾋﾔﾋﾔものだった。

　鶴ヶ島まで走ったらここから青梅方面はチェンが必要との事、ここで一般道に降りたのが失敗の元、道路の雪も多いし、大渋滞で全く走らない。入間市の手前では１時間で１００Mくらいしか走らなかった。

結局所沢着は２時ちょっと前、普通なら２時間のところが５時間弱かかってしまった。

　貴乃花がついに引退、号外も出たとの事でマスコミ報道はこのニュース一色。総理大臣の談話まで出るありさまだ。私は決して相撲が嫌いではないしどちらかと言えば貴乃花も好きだったけれど、この横綱の引退がこれほどのニュースなのかと疑問を持った。平成の大横綱といっても、限られた相撲協会の興行での事である。オリンピックや国際的な大会で活躍したスポーツ選手の報道に比べちょっと大騒ぎ過ぎると思った。

　このところの相撲人気は凋落の一途、野球やサッカーに比べたら本場所の観客も少ない。NHKのTV放送があるのでかろうじて生き延びている感じだ。昔からの古い風習や伝統も大事だとは思うけれど、このままでは先が思いやられる。　

　昨日は所沢神明社、今日は「久米水天宮」へ出掛ける。毎月５日が縁日、特に正月５日は人出が多く参道の坂道にはずらりと露天商が並ぶ。 仏や神に対する信仰心はほとんど無いばちあたりだから、こうした賑わいや雰囲気だけが楽しみでなのである。こういった気持ちは子供の頃と全く同じ。

　もう正月気分は抜こうと思っているのだが、今日も水天宮から戻った後、昼から日本酒を呑んでしまう。１本（２５０ｃｃ）だけにしておいたがこの美味さは格別だ。

　それにしても今年は寒い日が続く、よく晴れたというのに日陰の雪は午後になっても解け出さない。９日に予定しているゴルフもちょっと心配になって来た。夕方も近所を歩いて歩行数は１万歩を超える。

　夕方散歩から戻ったら、沼田から先輩の奥さんの訃報。・・・・・・・

  正月には必ず「所沢神明社」へ歩いて出かける。行くことは行くのだがきちんとしたお参りをするわけでない。雑煮煮で食べた餅の腹ごなしが第一の目標、後は人出や露店の賑わいがどのくらいなのかのウォッチング。

  今年は４日だったせいかダルマやさん等の店は全くなし、それでも人出は多く駐車場は空くのを待つ車の列だった。昨日天気が悪かったので今日にする人が多かったのだろう。破魔矢を持ち子供の手を引いて帰る人達の風景・・・正月らしくて好きだ。それにしても晴れ着の女性を見かけることは全く無かった。そう云う我々も普段と全く同じ。